「やるべきことがたくさんあるのに全然進まない!」
ってことありますよね?
そういう時はだいたい複数のことを同時にやろうとしているんですよね。
そんな「やるべきことがたくさんあるのに進まない状態」を脱するための方法として「シングルタスク」なるものをおススメしていきたいと思います。
併せて、その「シングルタスク」の逆である「マルチタスク」の弊害についても解説していきますので参考にしてみてください。
複数のやるべきことを同時にするのは最悪の行動
まずは、「マルチタスク」は良くないよ!というお話をしていきたいと思います。
「シングルタスク」とは反対の「ながら勉強」など複数の事を同時に行う「マルチタスク」があります。
複数のやるべきことがあるとき、私たちはついついこの「マルチタスク」を行ってしまいがちなんですよね。
この「マルチタスク」。実は脳科学的に最悪の行動なんです。
マルチタスクの弊害
なぜマルチタスクは悪いのか?
その理由はこちら↓
人間の脳というのはマルチタスクができず、一度に二つのことを処理するのは脳科学的に不可能
同時処理しているようで脳の中で高速で二つの回路を切り替えているだけなんですね。
複数のことを同時にしようとすると結果的に効率を下げてしまうんです。
本来1時間で終わる作業が2時間かかるというデータもあるぐらいです。
こんな研究データもあるそうです。
マルチタスクをすることによって、
作業効率が40%ダウン
作業時間が50%アップ
作業ミスが50%アップ
このデータからもマルチタスクは集中力を分散させて効率を落とすということがわかりますね。
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ...」と焦って複数のことを同時にこなそうとするとミスが増えてかえって時間がかかってしまった。。。なんてこと日常でもよくありますよね?
人間の脳が複数のことを同時に処理することはできないが故に起こってしまう現象なんですね。
更にマルチタスクにはIQを低下させるというデータもあるみたいです。
作業効率を下げるだけに留まらず、IQまで下げてしまうとは...
マルチタスクの弊害おそるべしですね。
日本人の生産性が低い原因もマルチタスク
日本人の労働生産性は先進国で断トツの最下位です。
ちなみにアメリカの労働生産性は日本の1.6倍だそうです。
なぜ日本人の生産性が低いのかというと、
日本人はマルチタスクをせざるを得ない環境に置かれているからなんです。
マルチタスクのせいで作業効率がさがり、IQも下がり、生産性が上がらないという最悪の結果を我が国が示してくれていますね。
あなたもマルチタスクをせざるを得ない環境に置かれているんじゃないですか?
生産性を上げようとするならマルチタスクはするべきではないですね。
といっても、職場の環境を変えることはすぐにはできませんよね・・・
なるべくマルチタスクをしないように、マルチタスクにならないように自分で工夫していくしかないですね。
やるべきことが多すぎる時は一点集中でやるべし!
- 一度に一つの作業に集中して生産性を上げる
- 頭の中の余計な雑念に邪魔をさせない
- 外からの刺激をシャットアウトする
この3点を守って一点集中の作業を続けていると、
- 充実感
- 高い生産性
- 確実な成果
が得られる状態になります。
いわゆるZONEに入るというヤツですね。
「シングルタスク」を徹底すると多くの恩恵が受けられるということです。
やるべきことが複数ある場合は、
とにかく一つの作業だけに取り組む
次の作業に着手できるのは今取り組んでいる作業を終えてから。
これを徹底していきましょう。
シングルタスクのコツ
そうはいっても...これを徹底するのは難しい...かもしれません(人間の集中力はそんなに長く続きませんからね)。
ならば、目の前の作業を必ず完了しなくてはいけないというのではなく
【「この時間まではこの作業に専念する」といった具合に決めた時間が来るまでの間専念する】
という感じで時間で区切りるようにしてみてください。
シングルタスクのコツ
一つの作業に集中できる環境に身を置くこと
タイムリミットを決め集中する時間を区切ること
シングルタスクをマスターすれば、たくさんのやるべきことを効率的にこなしていくことができますので意識的にやってみてください。
まとめ
今回はやるべきことが多すぎる時に効率的にやる方法ということで
「シングルタスク」をおススメすると同時に「マルチタスク」の弊害についてお伝えしました。
やらなくてはいけないことは「シングルタスク」に切り替えて一転集中で処理しましょう!
とにかくシングルタスクをする習慣を身につけましょう。
というお話でした。
でわ!また!
こちらの記事もおすすめ。
コメント