私たちはついつい他人と自分を比べてしまいますよね?
そして、比べた結果…
- 落ち込んだり、
- 劣等感を持ったり、
- 嫉妬の感情が生まれたり、
- 自己嫌悪に陥ったり
と、ろくなことにならないですよね?
他人と自分を比べ続けていると100%不幸になります。
なぜなら、自分より優秀な人は世の中には絶対にいるからです。
どんなに頑張っても上には上が必ずいるので、他人と比べ続けていると死ぬまで落ち込み続けることになります。
(上を見て死ぬまで頑張り続けられる人ならいいんですけど...)
だから、他人と自分を比べるのはやめなければいけません。
しかし、「他人と比べるのは良くないことはわかってはいてもつい比べてしまう...」
その気持ちはすごくわかります。
そこで、この記事では「他人と自分を比べなくなる方法」をお伝えしていきたいと思います。
あなたが「つい他人と自分を比べて落ち込んでしまう...」と悩んでいるなら参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
他人と比べて落ち込んでしまう人へ
まず、初めにお伝えしたいことは「すぐに他人と比較してしまう自分を責めないようにしましょう」ということです。
人間というのは他人と比較してしまう生き物なんです。
私もそうです。
あなた以外の人もみんな「他人と比べる」ということをやってしまうんです。
だから、「私はすぐに他人と比べてしまう...なんてダメな奴なんだ...」と自分を責めるようなことはしないでください。
人間なんてみんなそんなもんなんだと軽く考えましょう。
とはいえ、この「他人と比べてしまう」という思考の癖はできる限り止めないと不幸になるというのは冒頭で説明した通りです。
それではここから「他人と自分を比べる」という思考の癖から脱するための方法をお伝えしていきます。
他人と比べないために
これから紹介する他人と自分を比べないために重要なのはこの2つです。
- 自分だけの価値基準を持つ
- 優秀な人を優れた教材とみなす
どういうことなのかひとつずつ解説していきます。
①自分だけの価値基準を持つ
あなたは自分だけの価値基準を持っていますか?
持っていないですよね?
だから、他人と比べて落ち込んでしまうんですよね。
あなたが今持っている価値基準は外部から植え付けられた価値基準です。
よくある価値観としてこういったものがありますよね?
- 金持ちになりたい
- かわいくなりたい
- 有名になりたい
これらの価値観はテレビや雑誌などのメディアによって作られた価値観です。
よくテレビや雑誌で金持ちの成功者やモデルさんなんかがこれでもかというくらい持ち上げられていますよね?
そんなのを目にすると嫌でも金持ちは偉いんだとか、あのモデルさんみたいじゃないとかわいくないんだといった具合に簡単に価値観の基準を無意識に植え付けられてしまいます。
そもそも何をかわいいと思うかなんて人それぞれで絶対的な基準なんか存在しないんですよ。
しかし、メディアは「これが流行っています」とか「今こんな人が人気です」といった感じで、人の中にある「みんなが良いというものは良いと思ってしまう」性質を利用して多くの人に価値基準を植え付けるんですよね。
まぁメディアってそういう商売ですからね。仕方ないっちゃ仕方ないんですけど...
そんなことを大昔からずっとやられ続けてきたわけですから私たちの価値観はほとんどが作られたものなんですよね。
周りの人もみんなそうですから、自分の本当の価値観を見失ってしまうのも無理はないという話です。
そこであなたに考えて欲しいのは、それ本当にあなたの価値観ですか?ということなんです。
あなたの中にはあなたの本来の価値観があるはずです。
それを見つけ出しあなただけの価値基準を持つことが他人と比べないためには必要なことなんです。
自分の価値観がわからない場合は?
自分の価値観がわからないならば、紙に書き出してみましょう。
- 自分が得意なこと
- 自分が好きなこと
- 子供の時好きだったこと
- 自分にとって大切なこと
- ついついやってしまうこと
- ついつい没頭してしまうこと
こういったことを紙にとにかく書き出してみるんです。
「これは得意というほどでもないな」とか「好きだけどそれほどでもないかな?」とか「常識的にこれはおかしいかな?」とか余計なことを一切考えず、頭に浮かんだものをとにかく書き出していきましょう。
書き出すことによってあなたの中にあった価値観を目にすることができます。
書き出したものが自分の大切な価値観であると認識することができます。
世間と同じ価値基準を持つと苦しむ
世間と同じ価値基準で生きていると周りと同じような人間にならなければならないという固定観念が生まれます。
人間一人一人違うので同じような人間になるなんて無理ですよね?
無理なことをしようとすると当然苦しくなってきます。
また、人は自分の持っている価値観によって行動します。
世間や周りの人と同じ価値観を持つと人と同じ行動をとることになります。
そうすると競争に巻き込まれ、他人と自分を比較して苦しむという結果になってしまいます。
自分だけの価値観を持っていれば人とは違う行動をするので、競争しなくていいので比較することなく楽に生きることができるというわけです。
②優秀な人を優れた教材とみなす
自分より優れていると思う人が周りにいて、どうしても比べてしまうのであれば
その優秀な人に嫉妬するのではなく、その人を良い教材だとみなしてよく観察しましょう。
自分より仕事ができる人であれば、その人がどんな風に仕事をこなしているのか
自分より容姿が良いと思う人であれば、どんな生活習慣を送っているのか
周りの人に好かれている人なら、どんな風に人と接しているのか
などなど、その人のやり方やテクニックあるいは生き様なんかを盗むようによく観察してみましょう。
自分より優れた「人」として見るのではなく、教材もっと言うとロボットだと思って観察してみて自分にもできそうだなと思う部分やこれはいいなと思う部分を取り入れていきましょう。
くれぐれもその人のようにならないといけないと思わないように気をつけましょう。
あくまで教材ですからテクニックややり方、ノウハウを学習する感じで行ってみてください。
まとめ
今回の記事では、他人と比べなくなるために
- 自分だけの価値基準を持つ
- 優秀な人を優れた教材とみなす
といった2つの方法を紹介しました。
他人と比較してしまうというのは私たちが持っている思考の癖ですから、どうしてもやってしまいがちなんですよね~。
しかし、他人との比較をし続けてしまうとずっと苦しむことになりますから幸せな人生を送るためにはできる限りこの癖を止める必要があります。
今回紹介した他人と比べなくなる方法を使って思考の癖から抜け出し、少しでも苦しみを減らして幸せな人生の一歩を踏み出してもらえたらいいな~と思っております。
でわ!また!
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