人間関係でイライラすることって多いですよね?
- 「なんでこんなことができないんだ!」
- 「こんなにやってあげているのに!」
- 「普通それはしないだろ...」
- 「こうあるべきなのになんであいつは...」
などなど他人に対してついついイライラしてしまってはいませんか?
そんな人間関係でイライラしてしまっているあなたには「他人に期待しない生き方」をおすすめします。
なぜ、「他人に期待しない生き方」がいいのか?
その理由を私の体験談を交えながら詳しく解説していきたいと思います。
全てのイライラは期待から生まれる
すべてのイライラは期待から生まれます。
ここで言う「期待」というのは、「自分にとって都合のいい予測」のことですね。
なぜすべてのイライラが期待から生まれるといえるのか?
まずは私がそれを知ることになった体験をお話ししたいと思います。
イライラが期待から生まれることを知ったきっかけ
私は以前パチンコ依存症に陥っていまして、ほぼ毎日パチンコ屋に通っていました。
パチンコを打っていると日常生活ではなかなか味わうことのできない強烈なイライラを簡単に体験することができます。
まだ体験したことがなくて、興味があるなら毎日パチンコ屋に通い毎日パチンコを打つ生活を試してみてください。あなたの想像を絶するイライラ体験をすることができるでしょう。
(いや、やめておいたほうがいいとおもいますよ)
毎日パチンコを打って、毎日イライラしていた当時の私はこんなことを考えます。
「なんでここまでイライラするんだろう?」
不思議だったんです。
パチンコを打っていないときの私はむしろ普通の人よりもイライラしない穏やかな性格なんです。それがなぜパチンコを打つとこんなにもイライラしてしまうのか?
そこでどういう状況の時に自分がイラついているのかを書き出してみたんです。
- 急に回らなくなった時
- 延々ハマり続けていつまでも当たらない時
- 激熱の演出が立て続けにハズれた時
- 継続率80%の機種で何度初当たりを引いても連チャンしない時
- スルーが通らずに出玉を削られた時
- 過去に経験したことがない連敗をした時
(パチンコ用語が多くなってしまいましたが、わからなければスルーしてください)
といった具合に、具体的に書き出してみると共通点が見えてきました。
その共通点というのが「期待」が裏切られた時だったんですね。
例えば、急に回らなくなった時になぜイラつくのかというと「今までこれぐらい回ったんだからこれからも同じくらい回るはずだ」という期待が自分の中にあったからなんです。
他の場合でも同じように
「これだけハマってるんだからそろそろ当たり引けるだろう」
「激熱演出が何度もハズれるはずがない」
「継続率80%なら連チャンするのが普通だろう」
「確変・時短中は出玉はほぼ減らない」
「今まで最高でも10連敗しかしなかったんだからそろそろ勝てるだろう」
といった感じで過去の経験から知っていることや、公表されている確率や出玉数などの数字から予測して自分にとって都合のいい結果を期待していたんですね。
そして、その予測から大幅にズレた結果が出た時にイラつくんだということが分かったんです。
パチンコは日常生活の中ではあまり触れることのない確率という数字にガッツリ触れることと、場合によってはお金が増えることもあるということで思いっきり「期待」しやすい環境だったということですね。
つまり私がパチンコでイライラしていたのはパチンコに「期待」していたからなんですね。
イライラの原因=期待ということになりますよね?
これは人間関係にも置き換えることができます。
人間関係のイライラも期待から生まれる
人間関係のイライラも他人に対する期待から生まれます。
例えば、職場であいさつをします。
「おはようございます。」
このあいさつに対して返事がないとイラっとしますよね?
これは、「自分があいさつをすれば相手もあいさつを返してくれる」という相手に対しての期待があるからなんです。
- こうすればこう返ってくるはずだ
- こうするのが当然だろう
- こうなって当たり前だ
- こうするのが普通でしょ
といった具合に自分の過去の経験や教え込まれた常識、正しいと信じている価値観などから無意識に予測して相手に対して期待してしまっているんですね。
そして、その予測から大きく外れた反応が返ってきたときに私たちはイラっとしてストレスが溜まってしまうというわけです。
他人に期待しなければイライラが減る
例えば先ほどの職場のあいさつの件で説明します。
私は基本的に職場では関わりがあろうとなかろうと、仲が良かろうが良くなかろうが誰にでもあいさつをするように心掛けています。
そうするとやはりあいさつを返してくれない人に遭遇することもかなりあります。
しかし、私はあいさつが返ってこなくてもイラっとすることはありません。
なぜなら相手にあいさつを返してくれることを期待していないからです。
私が誰にでもあいさつをするのは誰に対しても「敵意を持っていない」ことを伝えるという自分の目的のためなんです。
職場での人間関係のトラブルをできるだけ避けるための手段としてやっているんですね。
自分の目的のためにしていることなので、あいさつが返ってこなくてもイラっとしません。それどころか返してくれた人に対しては「いい人だな~」と好意的に捉え感謝することもできてしまいます。
このように他人に対しての期待を捨てると人間関係でイライラすることがなくなっていきます。
実際に私は他人への期待を捨てて接するという考え方を覚えてから人間関係のトラブルに巻き込まれることはなくなりましたからね。
ちなみに、あいさつを返してくれない人には自分もあいさつしなくて良い、あるいはしたくないと考えてその人を無視するという選択をとる人がいますがこれはやめておいた方が良いと思います。
敵になる可能性がありますからね。なるべく敵は作らないに越したことはありませんから。
とにかく返してくれなくてもお構いなしであいさつするんです。期待せずにし続けるんです。
そうすると、いつのまにかあいさつを返してくれるようになったりするんですよね~。
(この体験はなかなか気分がいいので味わってみて欲しいですね)
他人に期待せずに自分の目的のためにあいさつをしていると、
周りからの評価も上がり、困ったときに助けてくれる味方も増え、自分の中のイライラもなくなるといった具合にいいことだらけです。
人間関係のイライラを軽減するために理解すること
他人の性格は絶対に変えることはできません。
なぜなら、人の性格のほとんどは遺伝で決まっているからです。
このことをしっかりと理解する必要があります。
私たちは良かれと思って自分の価値観を押し付けたり、助けたいと思って相手の行動を変えるように要求したりアドバイスしたりしがちですよね?
しかし、親だろうが恋人だろうが親友だろうが、自分の子供でさえもその性格を変えることはできません。
本人が望まない限り、強制も論理もムダです。
そもそも人を変えようというのがおこがましいですよね?
- 世の中には無数の価値観がある
- あなたの価値観が正しいわけじゃない
- 価値観の押し付けというエゴ
これらを常に意識しておきましょうね。
自分以外の人は自分とは違うんです。それはどんなに親しい人でもそうなんです。
当たり前のことですね。でも、その当たり前のことがわからなくなっていることって結構あるんですよね?
その人のためにという思いが強ければ強いほど、変えられなかった時の失望やいら立ちは大きくなります。
できないことを望むと残るのは失望だけです。
できないことはできないと認めて、できることをやりましょう。
他人に期待しない生き方をしよう
今回は他人に期待しない生き方のススメということで、
- イライラの原因は期待である
- 期待をやめるとイライラが減る
- 他人に期待しないために理解すること
といった内容でお話ししてみました。
社会で生きる以上どんなにイライラしてストレスが溜まると言っても人間関係を完全に断ち切ることはなかなかできません。
どんなに嫌でも完全に一人で生きていくことは極めて難しいですよね。
だから、他人を変えることはできないことを認めて他人への期待は捨て、自分の価値観と会わない人は「人間なんてそんなもんだよな~」と軽く受け流して変える必要のない人と付き合っていけばいいんです。
そうすればイライラが減少してメンタルは安定します。
他人に期待しない生き方
イライラの原因は期待であることを知る
↓
自分以外の他人はすべて自分とは違うという当たり前のことを認識する
↓
世の中には無数の価値観があり、自分の価値観が正しいわけじゃないことを認める
↓
他人は変えることができないことを認める
↓
他人への期待を捨てる、できないことをしないと決める
↓
- すでに自分と好みが合っている
- 信頼できる
- 価値観が近い
- 一緒にいて疲れない
といった変える必要がない人とだけ付き合い、そうでない人は受け流す。
この「他人に期待しない生き方」を実践して、人間関係のイライラを減らして安定したメンタルで日々を過ごしていきましょう!
よかったらこちらも読んでみてください。
でわ!また!
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