大事に保管していたはずの漫画や本が黄ばんでしまった...
できるだけきれいな状態のままでいてほしい漫画や本ですが、時間がたつとどうしても日焼けや劣化によって黄ばんできてしまうんですよね。
嫌ですよね?あの黄ばみ...
お気に入りの漫画や本はいつまでたっても白く綺麗でいて欲しいですもんね?
そこでこの記事では漫画や本の黄ばみを取る簡単な方法を紹介します。
黄ばんでしまった漫画や本を少しでも綺麗な状態に復活させたいという人は参考にしてみてください。
また、黄ばみの原因とその予防策についても紹介していきますのでぜひ最後まで読んでみてください。
本の黄ばみを取る方法
では早速、漫画や本の黄ばみを取る方法として、
- 消しゴムでこする
- 紙やすりで削る
- 漂白剤を使う
こちらの3つを紹介します。
①本の黄ばみをこすって取る
消しゴムを使って本や漫画の黄ばみをこすります。
本や漫画の黄ばんでいる部分を消しゴムでこすってみましょう。
軽度の黄ばみであれば消しゴムでこすれば落ちる場合があります。
擦るときは紙が破れてしまわないようになるべくやさしくこするようにしましょうね。
②本の黄ばみを削り取る
紙やすりを使って本や漫画の黄ばみを削り取ります。
黄ばんでしまった部分を紙やすりでやさしく研磨しましょう。
なるべくきれいに仕上げるためには、初めは少し粗め(150~400番)の紙やすりで黄ばみをしっかり落としてから、目の細かい(800~1200番)紙やすりで表面を整えます。
こうすると自然な仕上がりになります。
ちなみに紙やすりは100円ショップなどでも手に入りますよ。
※紙やすりで本を削ると、削りカスが本の中に入り込むので丁寧に落とすようにしましょう。
この紙やすりで黄ばみを取る方法はブックオフなどの古本屋でも使われている方法ですが、慣れていない人がやると削りすぎて不自然な仕上がりになってしまう場合があるので注意しましょう。
③本の黄ばみを拭いて取る
漂白剤を使って本や漫画の黄ばみを拭いて落とします。
こんな感じでやってみてください。
ワイドハイターなどの衣料用漂白剤を染み込ませた布で黄ばんだ部分を少しずつ撫でるように拭きます。
*色落ちしない布を使うようにしましょう。
本に染み込まない程度に漂白剤がついたら、数分待ちます。
時間が経ったら水で濡らしたタオルなどで漂白剤を落とし、乾いた布でたたくようにして水分を拭き取ります。
*本を濡れたままで放置してしまうとふやけて波打ってしまいます。
しっかりと乾燥させるようにしましょう。
本の黄ばみを取る方法を3つ紹介しましたが、いかがでしたか?
実際にやってみるとこの方法、確かに黄ばみは取れますが新品同様の真っ白さが復活するというわけではありません。
黄ばみ取りをすると少なからず本にダメージをあたえるリスクもありますし、本を削ったり濡らしたりすることに抵抗を感じるという人もいるでしょう。
というわけでこういった黄ばみ取りをなるべくしなくて良いように予防策も黄ばむ原因とあわせて紹介していきます。
本の黄ばみの原因
本が黄ばんでしまうのは
- 光
- 空気
- 温度・湿度の変化
- ほこり
- 害虫やカビ
- 傷・汚れ
- 手・指の皮脂
- たばこのヤニ
といった様々な原因があります。
中でも主な原因は光です。
太陽の光や蛍光灯などから発生する紫外線があたることにより、紙に含まれるリグニンという成分が化学変化を起こして変色してしまいます。
蛍光灯からも紫外線が発生するというのは意外だったかもしれませんね。
また空気に触れることでも紙が酸化し黄色く変色してしまします。
本が黄ばんでしまう原因は多くあり完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、できるだけきれいに保つための方法を次の章で紹介していきたいと思います。
本の黄ばみ防止方法
こちらの章では先ほどの本が黄ばんでしまう原因に対しての策を紹介していきます。
- 光の当たらない場所に保管する
- ブックカバーをつける
- 乾燥剤や防虫剤と一緒にジップロックなどの袋に入れる
- お菓子を食べながら読まない
- たばこをやめる
ここで紹介する策は5つ。
光の当たらない暗い場所に保管する
まずは、本の黄ばみの主な原因である紫外線対策を紹介します。
光のあたらない暗い部屋があればベストですが、そんな部屋がないという場合でも
- 窓側に本棚を置かない
- 遮光カーテンをつける
- 紫外線防止フィルムを貼る
- LED電球を利用する
- 本棚に白い布を被せて紫外線を遮る
- 扉付きの本棚を利用する (ガラスではなく棚の中が見えないタイプ)
- 奥行きのある本棚(光が届きにくい)を利用する
こういった工夫をすることによって、紫外線から本を守ることができます。
ブックカバーをつける
ブックカバーをつけることで傷や汚れから本を守ります。
紙のブックカバーは書店でもらえますし、最近はいろいろな素材やデザインのブックカバーが売られているのでいろいろ試してみるのも楽しいですよ。
乾燥剤や防虫剤と一緒にジップロックに入れる
湿気によるカビや害虫、ホコリから本を守るのにおすすめの方法です。
光から本を守ろうとすると、今度は光が届かない分湿気や害虫といった別の問題が出てきます。
光以外の脅威から本を守るなかなか有効な方法です。
お菓子を食べながら本を読まない
手・指の皮脂というのも黄ばみの原因の1つですから油分が手につくポテトチップスなどのお菓子を食べながら見るというのは黄ばみ・劣化を防ぐためには厳禁です。
たばこをやめる
喫煙者であれば知っているかと思いますが、たばこのヤニはあらゆる白いものを黄ばませます。
たばこをやめるのは難しいかもしれませんが、たばこの煙に触れる場所に本を保管するのは絶対にやめておきましょう。
これらの黄ばみ防止方法をすべて実行するのはなかなか難しいかもしれませんが、できるものをチョイスしてできるだけ黄ばみ劣化の原因から本を守りましょう。
また、日頃からホコリをためないように本棚や部屋をきれいに掃除しておくというのも本の黄ばみを防ぐうえでは大事なことですね。
まとめ
今回の記事では、
- 本の黄ばみを取る方法
- 本の黄ばみの原因
- 本の黄ばみ防止方法
についてお伝えしました。
本とか漫画ってきれいに保管しているつもりでも、いつのまにか黄ばんでしまうものなんですよね...
今回紹介した方法で本の黄ばみを取ったり、防いだりしてできるだけ白くきれいな状態を保っていただけたらと思います。
やっぱり本や漫画はいつまでも白くきれいであって欲しいですもんね。
それに、売る際にも本の状態の良さは買取金額に影響しますしね。
もし、本・漫画を売ろうと考えているならこちらの記事を参考にしてみてください。
参考にしていただいて少しでも役に立ったなら幸いです。
でわ!また!
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