多くの人はこんな風に考えます。
「もっと努力すればいい暮らしができる、無駄を許さず遊びを省き努力を重ねれば成功できる」
しかし、それはブラック企業の策略かもしれませんよ。
美しい成功話をばらまいてそれに群がる人から努力を搾取する。
そんな悪どい輩が世の中にはたくさんいますからね。
あなたの努力が搾取されないように悪どい存在に気付く必要があります。
この記事では努力の真実を語り、行き過ぎた努力信仰を否定していきたいと思います。
努力信仰を捨て去った後にどうすればいいかについても後半でお話ししますのでぜひ最後まで読んでみてください。
努力の知られざる真実
- ①努力は報われない
- ②努力は人をダメにする
努力に関するこの2つの真実について解説していきます。
①努力は報われない
「努力は報われることを人生を持って証明します」
という元AKB高橋みなみさんが発したとされる言葉が名言として取りざたされていたりします。
しかし、この言葉「努力は報われる」は半分ウソです。
本当の部分
筋肉同様に努力しないと本来のパフォーマンスは出ない。
この部分では努力は意味があると言えます。
ウソの部分
才能は遺伝で決まっている(努力でどこまでいけるか予め決まっている)のでどんなに努力しても報われない場合がある
つまり、どんなに努力しても才能によって発揮できるパフォーマンスの上限が決まっているため報われない場合があるということです。
例えば、どんなに努力してもウサインボルトのようには私たちは走れませんよね?
アスリートになれるかどうかはアスリート向きの体で生まれるかで99%決まるんですよね。
また、エジソンの名言として知られる「99%の汗と1%のひらめき」←この言葉は誤解されています。
エジソンの真意は99%努力しても1%のひらめきがないとムダだよと言いたかったんです。
「月に行きたいと」思ってガムシャラに一生懸命ジャンプしても月には100%行けませんよね?
ロケット=(才能)がないとどんなに頑張っても月には行けないんです。
この話をまとめると、
努力という不可をかけないと本来のパフォーマンスは発揮できない
しかし、本来のパフォーマンスは才能によって決まっているので努力では乗り越えられない
ということです。
カンタンに言うと向き不向きがあるということです。
がむしゃらに努力すればいいわけではないんです。
努力するなら「正しい努力」をしましょう。
適性を知ること=本当の努力です。
- 何をしたいのか?
- そのためにどうすればいいのか?
- 何に向いていて何に向いていないのか?
これらを自分自身に問いかけてみてください。
②努力は人をダメにする
続いては努力は人をダメにするという意外な真実について説明します。
モラルライセンシング効果という言葉を聞いたことはありますか?
【モラルライセンシング効果=良いことをすると悪いことをしたくなる】
人間の持つ性質ですね。
人は我慢の限界を超えると、
「これだけ正しいことをしたんだからちょっとぐらいいいよね...?」
という言い訳を脳内で無意識に作り出すんです。
「少しくらい許されるはずだ」と勝手に判断し、ハメをはずしてしまうんです。
努力中毒・努力信仰の人にハマっている人は危険ですよ。
努力しているという感覚があるだけで自分がすごい人だという錯覚を覚えてしまうんです。
その結果、人を見下したり頑張れない人・結果が出ない人を許せなかったり蔑んだりしてしまいます。
また、努力が目的化→自分に酔う→成果が出ない努力を続ける(痛みや苦しみに耐えるのみ)ブラック企業に従事
なんてことが起こります。
努力のせいで悪い結果に向かう場合があるということですね。
その対策としては、
一歩引いてその努力が本当にしたいことかどうか問うこと
が重要ですね。
努力信仰を捨てる...で、どうすればいい?
努力信仰を捨て去ってもらうべく努力の真実を語ってきましたが、ここからは努力信仰を捨ててどうすればいいかをお伝えしていきます。
努力信仰を捨て去った後、やるべきことはこれです↓
- できること・できないことを把握する
- 自分より能力のある人を見つけ、その能力を認める
- 自分ができないことをお願いして他人の才能を使う
- できることに努力を一点集中してできないことは他人の才能を使う
- 自分ができること・好きなこと・得意なことにフォーカスし、それに対して努力する。
- できないこと・やるのが苦痛なことはそれが得意な人に任せる・頼る。
結局自分一人でどんなに頑張っても無理なもんは無理なんで、他の人の力を借りて生きていった方が人生楽だし、楽しくなりますよ。
所詮人間なんて一人では生きてはいけませんからね。
そういう風に世の中はできているんです。
自分一人で頑張ることをあきらめると人生が変わります。
努力信仰をぜひ手放してみてください!
まとめ
今回は、努力信仰を捨て去ってもらうべく努力の知られざる真実として、
- 努力は報われない
- 努力は人をダメにする
についてお伝えしました。
努力自体は良いことであり、成長に必要なものだと思います。
しかし、最近あまりにも「努力すれば成功する」とか「成功できないのは努力が足りないからだ」なんて言葉が蔓延しすぎていますよね?
そういった言葉を浴びすぎて「もっと努力しなきゃ...」「自分は努力が足りない」「努力さえすれば成功できるんだ!」と努力信仰に侵されている人も多いです。
インフルエンサーと言われている人に影響された意識高い系みたいな人に多いですね。
私のような底辺クズ人間は正直...「努力、努力うるせーな...」と思って聞き流せますけど、中にはそんな言葉で追い込まれている人もいるんじゃないかな~と思うんですよ。
私が訴えたいのは「必要で大切なのは適切で適度な努力」だということです。
そんなに頑張らなくても幸せにはなれますから。
私のようなしょうもないやつでもさほど頑張らずに幸せにはなれましたからね。
ということで努力信仰は捨ててください。
でわ!また!
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