夜型人間は社会不適合者?そうかもしれないが決して悪くないという主張

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あなたは、朝型人間ですか?それとも夜型人間ですか?

私は、夜型人間です。

あなたも私と同じように夜型人間ならば共感してもらえると思いますが、夜型人間って不当な評価を受けがちじゃないですか?

「だらしない...」

「いつまで寝てんだ!」

「早寝早起きを心掛けなさい!」

なんてことを言われ、ダメ人間扱いされたりしてしまうんですよね~。

一般的に朝早く起きて規則正しい生活をしている人が評価されますからね。

だから、

朝苦手→起きれない→自分は怠け者→自己嫌悪

という感じで悩んだりする人も結構多いんじゃないかと思います。

しかし、私は声を大にして言いたい!

「夜型人間は決して悪くない!」

そうです。夜型人間は悪くないんです。

というわけで、今回の記事では夜型人間は決して悪くないという主張をしていきたいと思います。

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夜型人間の割合

まず、夜型人間の割合を見てください。

朝型...40%

中間...30%

夜型...30%

夜型人間というのは全体の30%だそうです。

7割ぐらいの人は朝起きるのがさほど苦ではないということですね。

夜型人間は少数派です。

そりゃ虐げられるわけですよ。

夜型人間と朝型人間の違い

つづいては、夜型・朝型それぞれの違いを見てみましょう。

朝型人間の特徴

まずは、朝型人間の特徴から。

  • 覚醒のピークが午前中
  • 夜の早い時間に眠くなる
  • 自然と夜明けとともに起きる
  • 朝早い時間に一番生産性が高い

朝型人間にはこのような特徴があります。

夜型人間の特徴

続きまして夜型人間の特徴がこちら。

  • 寝るのが遅く起きるのも遅い
  • 午後にならなければ起きられない
  • 努力では夜の早い時間に寝られない
  • 午前中はまだ脳が睡眠状態
  • 前頭前皮質(高度な思考・論理・感情のコントロールを司る脳の部分)が目覚めていない

さあ、それぞれの特徴を見比べてなにが違いますか?

脳の活動のピークのタイミングが違うんです。

つまり、調子が良くなるタイミングが違うというだけなんですよ。

タイミングですよ。タイミング。ただそれだけ。

どちらが良い・悪いではないということです。

夜型人間であることは変えられない

「夜型人間ヤだな~変えたいな~朝型人間になりたいな~」と思っても無理なんです。

人のクロノタイプというのは遺伝で決まっていて変えられないんですよ。

夜型人間は生まれつき夜型人間なんです。

そして、変えることはできないんです。

その気になればとか、やる気次第とか、工夫すればとか...

そんなことでは変えられないんですって!

クロノタイプ=朝型か夜型か←遺伝で決まっている←変えられない

これ、覚えておいてください。

夜型人間は社会不適合者?

夜型人間は決して怠け者というわけではないんです。

ですが...冒頭でも話した通り、夜型人間は不当な扱いを受けますよね?

夜更かし、朝寝坊、だらしない...

「そんなもんは努力で改善できる」と言われたり...

なぜなんでしょう?

それは、社会のスケジュールが朝型に合わせて作られているからなんです。

だからそういう意味では、社会不適合者と言えばそうなんでしょう...

夜型人間は朝型のスケジュールに無理して合わせて生活しているんです。

頑張っているんです!

そして、今の一般社会では圧倒的に不利なんですよ。

夜型人間が朝型のスケジュールに合わせて生きていたら、

慢性的睡眠不足→深刻な病気の原因→うつ病・不安障害・心臓病・糖尿病

重大な病気を引き起こす可能性が高まるんです。

そんなリスクを抱えながらも朝型に合わせて生きているんです。

「よくやっているね(ニコリ)」とほめてもらいたいくらいなんです。

なぜ朝型と夜型が存在するのか?

なぜ、朝型人間と夜型人間が存在するのか不思議に思いません?

どうやら人間が生物として生き残るためにDNAに組み込まれたらしいんですよ。

人間は元々家族や部族と一緒に寝るように進化してきました。

その進化の過程で生まれた生存戦略だと言われています。

その戦略を簡単に説明するとこんな感じです。

進化の戦略

仮に睡眠時間を8時間とする

夜型 夜1時~朝9時 

朝型 夜9時~朝5時

群れ全体が眠っていて外敵に襲われる危険な時間は4時間に減る

    ↓

生き残る確率が上がる

人が生存し続けて繁栄するために夜型人間は必要だったということです。

夜型人間が生き残る方法はあるのか?

現在の社会は朝型に合わせて作られているというお話をしましたが、夜型人間にとってそんな社会で生き続けるのは正直辛いですよね?

無理し続けたら重い病気になってしまうかもしれません。

なんとか夜型人間が生き残る方法は無いものでしょうか?

どうしたって朝型中心の社会ルールは変えることはできないですからね...

今のところ考えられるのは、

  • 夜勤専属の仕事をする
  • 定時出社・定時帰宅というタイプの仕事をしない
  • フリーランスになる

といったところですかね...

フリーランスになるなんて難しいと感じるかもしれませんが、

アメリカでは1/4の人がフリーランスですし、日本でも年々増えていますから今後一般的になってくると思います。

夜型人間は夜に活動できる仕事を選ぶしかないですね。

間違っても毎日早起きしなければいけない仕事を選ぶのはやめましょうね。

まとめ

今回は夜型人間は悪くないという主張をしてきました。

夜型人間の人には、共感していただければうれしいですし、

朝型の人には、少し夜型人間を理解してもらえればありがたいな~という気持ちで主張してみました。

誰もがその人のクロノタイプに合わせた生活を自由に気軽に選べる社会になればいいのにな~と思います。

でわ!また!

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