今回の記事では、
給料ファクタリングに実際に申し込んだ体験から感じた
【どんなに金欠でも給料ファクタリングに頼ってはいけない理由】
をお伝えしていきたいと思います。
あなたは今、
「ブラックリスト入りしてしまいどこからもお金を借りられず金欠で困っている…」
そんな時にブラックでもお金を作れるという新しい資金調達方法として紹介されている「給料ファクタリング」という方法を見つけた
「給料ファクタリング」というのを利用しようか考えている．．．
という状態ではないですか？
債務整理をしたり、借金を長期間滞納したりするとブラックリスト入りしてしまい、もうどこからも借入ができなくなってしまいます。
そんな状態であっても金欠でどうしてもお金が必要だという人は何かお金を作る手段が他にないかと探すと思います。
持っているものを売ったり、クレジットカードや携帯のキャリア決済を現金化するなどのほぼ裏ワザ的な手段を駆使して凌いできても凌ぎきれず、もうその方法も使えない。
万策尽きた．．．
もう金策の方法はないのか．．．
もう闇金業者に借りるしかないのか．．．
私自身がこのような状態のときに見つけたのがこの「給料ファクタリング」という資金調達方法でした。
ネットの情報によるとブラックリスト入りしてしまった人の最後の砦として紹介されていました。
そこで、切羽詰まっていた私はこの「給料ファクタリング」を行っているファクタリング業者に申し込みをしてしまいました。
その時の体験談とともに「給料ファクタリング」は利用してはいけないと思う理由をお伝えしていきたいと思います。
給料ファクタリングに頼ってはいけない理由
なぜ、給料ファクタリングを利用してはいけないのか．．．？
その理由をカンタンに先に述べると「ほぼ闇金だから」です。
ここから実際に給料ファクタリングに申し込んだ体験を詳しく語っていきます。
給料ファクタリング申込時のやり取り
金融ブラック状態に陥り、ありとあらゆる金策を使い果たし「万策尽きたか．．．」と金欠MAX状態で途方に暮れていた私の目に飛び込んできたもの。
それは、「ブラックの人でも大丈夫」「どんな方でも資金調達が可能」「闇金じゃない」といった言葉とともに新しい資金調達の方法として紹介されていた「給料ファクタリング」というものでした。
調べてみると、そもそもこのファクタリングというものは借金ではなく、貸金業とは違うため審査の方法も違うことから金融ブラック状態の人でも利用することができるというような説明がされていました。
これを見た私は「まだこんな金策の方法があったんだ！」と歓喜しました。
若干不安はありましたが、追い込まれていた私はさほど迷うことなく申し込みをしました。
その流れは以下のようになります。
まずサイトの申し込みフォームに必要事項を記入して申し込みを行いました。
すると自動返信でメールが届きます。
そのメールで、直近３か月の給料明細と身分証明書の写真を送るように指示されます。
指示通りに画像を送ると、そこで申し込みが完了となりました。
そして翌日、電話が掛かってきます。
その電話では、申し込みフォームに記入したことの確認、消費者金融の借り入れ件数・残高、などを聞かれ当社は貸金業者ではないのでこれは借り入れではないというような説明をされた後、本格的な審査は後程担当者が再度連絡するということでそこでの電話は終わりました。
折り返しの電話が全然かかってこない
そこから待てど暮らせど一向に連絡は来ません。翌日になっても連絡が来ないのでこちらから電話することにしました。
すると、女性の方が電話に出ます。
私「昨日、申し込みして再度の連絡があるということだったので待っていたのですが．．．どうなっていますか？」
受付の女性「左様でございますか？少々お待ちください。．．．」
そこから５分ほど待たされ．．．
受付の女性「お待たせいたしました。ただ今担当の者が不在なので後程こちらからお電話いたします。」
私「わかりました．．．」
再度待ちます。
またしても電話はかかってこず、翌日再びこちらから電話することにしました。
担当者の電話対応が酷すぎた．．．
上のやり取りを２回ほど繰り返した後、ようやく担当者と名乗る男性から連絡がありました。
急いでいるのにこの対応で内心ものすごくイライラしていましたが、もう自分に残された金策の手段はこれしかなかったので何とか我慢しました。
この時点で申し込みから5日程経っていたこと、折り返し電話しますと言いながら3回も音沙汰なし、こちらから連絡しても担当者不在．．．
さすがにお詫びの言葉くらいはあるんじゃないかと思いましたが、
担当の男「もしもし～じゃあこれから審査に必要な項目を確認していきますね～」
お詫びの言葉など一言もなく始まり、しかもこの男の言葉遣いがまた非常にチャラい．．．いら立ちに拍車がかかりましたが、我慢します。
私「あ、はい。お願いします。。。」
この後、最初の電話で確認されたのと同じことをまたしても聞かれます。
さらにはネットで見た情報では会社への在籍確認の電話はないと書かれていたけど、在籍確認はすると言われ．．．実家の電話番号まで聞かれ．．．
ずいぶんネットに書かれている情報と違うなと思いながらもとにかくお金を作るために審査に受かろうと素直に質問に応じていました。
そして、今度は
担当の男「じゃあ次はお母さんの携帯電話の番号を教えてもらっていいっすか？」
さすがに母親の携帯番号を聞かれて「ん？」となった私はこう聞き返します。
私「え？そんなことまで聞かれるんですか？」
すると相手の態度が急激に悪化しました。
担当の男「ええ…審査に必要なんで…」
私「あぁ…そうなんですね？わかりました．．．」
担当の男「．．．いや、別にいいんすよ。こっちは．．．」
私「え…いや…大丈夫です。答えます。」
担当の男「いや、別にいいんっすよこっちは。どうしてもってわけじゃないんで。」
私「いや…あの…だから…聞かれたことに答えますよって言ってるんですけど…」
担当の男「いや、別にいいんすよ。こっちはこれで審査に出すだけなんで．．．」
全く話が進みません。
もともと対応にイラついていた私の我慢も限界に達し
私「じゃあもういいです。それで…」
担当の男「わかりました～じゃあこれで審査出しま～す。結果はまた後程連絡しま～す」
結果、見事審査落ち
電話は切られ、再び電話が来たのはだいたい1分後でしたね。
担当の男「もしも～し、審査落ちました～。ありがとうございました～」
私「わかりました～。りょうかいで～す」
ガチャ
そこで電話を切って私の給料ファクタリングの申し込みは終了です。無事に審査否決という結果に終わりました。
いや～ムカつきましたね。審査に落とされたことじゃないですよ。
あの舐め腐った対応にですよ。
給料ファクタリングに申し込むような状態の人はとても追い込まれて困っています。
そのことを分かっているのでだいぶ上から目線できますね。
私もこれまでに様々な消費者金融や銀行カードローン・クレジットカード会社に申し込みをしてきて、もちろん審査に落ちたことも何度もありますがこんな対応をされたことはなかったので本当に頭に来ました。
その後明らかに闇金からの融資案内が増えた
結局、個人情報だけ取られて終わるという最悪の結果となりました。
この後、すぐに明らかに闇金だろうなと思われる金融業者から融資しますよという趣旨のメールが届きます。
おそらく個人情報を売られたんだと思います。
その後も頻繁に闇金から電話やメールで融資の勧誘が来るようになりました。
まぁ全部無視してるので被害にはあってないですけどね．．．
申し込みをしてしまったことは後悔しています。
このファクタリング業者の名前は伏せておこうかと思っていましたが、やり取りを書いているうちに思い出してきてムカついてきたのでバラしちゃいます。
給料ファクタリングを申し込んだのは「七福神」
この私が申し込んだ給料ファクタリングを行っていた業者は「七福神」という名前で、
運営しているのは株式会社「ゼルタ」という会社でした。
ネット上では、
- 給料ファクタリングの最大手
- 老舗で信頼できる
- 口コミ評価が高い
- 手数料が安い
- 対応スピードが早い
といった感じで紹介されおすすめされていますが、絶対に利用するのはやめましょうね。
もう闇金と一緒です。電話の対応なんて闇金そのものでした。
＊2021年1月14日 給料ファクタリング「七福神」を運営していた株式会社「ZERUTA（ゼルタ）」の社長を含めた関係者7人が貸金業法違反及び出資法違反の容疑で逮捕されたようです。
そのニュースを聞いて「やっぱりな…」という感想しかでませんでしたね。
まとめ
今回の記事では
金欠でも給料ファクタリングには頼ってはいけないと思う理由を実際に申し込んだ経験からお話ししてみましたがいかがだったでしょうか？
給料ファクタリングというのは生活に困窮した人を狙った弱者から搾取するビジネスです。
私の場合は今から考えれば運よく審査落ちして利用せずに済みましたが、利用すると法外な手数料を取られてしまいます。
そして、個人情報をどこに売り飛ばされてしまうかわかりません。
ファクタリング業者すべてが悪だというつもりはありませんが、少なくとも給料ファクタリングを行っている業者はすべて怪しいと思った方が良いです。
現に私が申し込んだ「七福神」は摘発されて業務停止になっていますしね。
ブラックリストに載ってしまい金欠で困窮していてもくれぐれも給料ファクタリングには手を出してしまわないようにしてください。
こちらの記事で私が行った金欠対策を紹介しています。
良かったら参考にしてください。
でわ！また！
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