- アイデアとかどうしても浮かばない
- 考えるのってどうも苦手で...
- 自分の考えを持っている人ってうらやましい
今回は、こんな悩みを抱えるあなたにおすすめの思考法を紹介します。
そのおすすめの思考法とは、
- ラテラルシンキング
- アート思考
という2つの思考法です。
この思考法をマスターすればいいアイデアを思いついたり、独自性を出したりすることができます。
アイデアマンや独自の感性の人というのは一部の限られた人だけというイメージがありますよね?
しかし、この思考方法...「考え方」を知り、トレーニングすれば誰もがアイデアマンにも独自性のある人にもなれるんです。
では、ここから具体的に説明していきますので読み進めてください。
おすすめ思考法その①
おすすめの思考法その①ということで、
まずラテラルシンキングについての説明をしていきます。
ラテラルシンキングとは?
そもそもラテラルシンキングとは何なのか?
あまり聞いたことない言葉ですよね?
ラテラルシンキングというのは、
前提や常識を疑うことで全く新しいアイデアを生みだす思考法
です。
この思考法の特徴は、
- 唯一の正解がない
- 二つの異なる考えをうまく取り入れる
です。
アイデアマンになるためにはこの思考法が役に立ちます。
ラテラルシンキングに必要な力
ラテラルシンキングで重要なのは、
- 疑う力
- 抽象化する力
- 偶然を利用する力
です。
この力が必要になります。
①疑う力
なぜ?本当に?
といった具合に常に「当たり前」を疑う。
この力が大事なんですね。
いわゆる当たり前と言われていることや常識をカンタンに信じってしまってはいませんか?
世間で常識だと言われていることや当たり前を常に疑う。常に疑問を持つ。
この習慣がアイデアを生み出すわけです。
②抽象化する力
そして、ラテラルシンキングに必要なもう一つの力。
それが「抽象化する力」です。
「抽象化する力って...どういうこと?」ってなりますよね?
そこで、例えをひとつ。
例」
「宇宙ではボールペンを使えない」
となった時に、
アメリカは宇宙で使えるボールペンの開発に取り組みました。
一方で、
ロシアは鉛筆を使いました。
この例では、抽象化をしたのはロシアということになりますね。
ロシアはボールペンを「書くもの」と抽象化した結果、鉛筆を使うという選択をしたんですね。
さらに抽象化を深めてみましょう。
鉛筆もボールペンも使えない場合はどうしますか?
この場合、先ほどボールペンを「書くもの」と抽象化したわけですが...
これをさらに抽象化して「記録を取るもの」とします。
するとスマホを使えばいいんじゃない?
という発想が生まれるわけです。
先ほども述べたようにラテラルシンキングの特徴は唯一の正解はないということですから、正しい正しくないとかできるできないは置いておいてとにかく自由にアイデアを出してみましょう。
まずはトレーニングとして身近にあるモノのいろいろな使い方を30通りくらい考てみましょう!
③偶然を利用する力
この偶然を利用する力も大事ですね。
偶然を利用する→セレンディピティと言います。(余談です)
ニュートンの逸話は有名な話ですよね?
偶然リンゴが落ちたことから、万有引力の法則を発見したというあの話です。
この逸話がほんとかどうかはさておき、この偶然起きた出来事を利用してアイデアにつなげるというのは大事なことですね。
使える考え方の紹介
ここからはいくつか日常で使える考え方を紹介していきたいと思います。
マイナスをプラスに考える
まずはこちら。
「マイナスをプラスに考える」
どういうことかというと...
例えば、あなたが鉄道を作りました。
しかし、乗客が少ない。不人気鉄道です。
このマイナスをプラスに考えるとこうなります。
→いつでも空いていて快適
マイナスをプラスに考えることで不人気であることが売りに変わりましたね。
例えをもうひとつ。
面接の時なんかに自分の長所を聞かれる場面とかありますよね?
長所は?って聞かれてもなかなか浮かばなかったりします。
しかし、長所はなかなか思い浮かばなくても短所なら割とでてきたりしませんか?
そこでマイナスをプラスにという考え方を使います。
思い浮かんだ短所を長所に言い換えてみましょう。
考えすぎて動けない→慎重で思慮深い
うまく自分の意見を言えない→人の話をよく聞ける
時間にルーズ→おおらかで寛容
といった具合です。
「マイナスをプラスに考える」この考え方を日常の中でどんどん使っていきましょう!
相手の力を利用する
つづいては相手の力を利用するという考え方です。
この考え方には4つの型があります。
- コバンザメ型
- 寄生虫型
- ヤドカリ型
- 判官びいき型
それぞれ説明していきますね。
コバンザメ型
売れたものに単純に乗っかるコバンザメ型。
売れたもの・人気が出たもの・流行っているものにあと乗りするタイプです。
すでに結果を出している相手に引っ付いておこぼれを頂戴しようというものですね。
寄生虫型
話題のものを批判あるいは解説することで自分に注目を集めるタイプです。
若干相手の力を奪いながら自分の利益にしていくという特徴があります。
ヤドカリ型
カンタンに言うとウィンウィンの関係というヤツです。
相手にも利を与えながら自分も得をしようという考え方です。
判官びいき型
負けていることを利用する・押し出すという考え方です。
あえて弱いことをアピールしたり、2位であることを前面に押し出して応援してもらおうというものですね。
負けている方を応援したくなるという人間の特徴を利用するわけです。
ちょっとずるいなと思うかもしれませんが、使えます。
試してみてください。
おすすめの思考法その②
ここからはおすすめの思考法その②である
「アート思考」
についての説明に入ります。
アート思考とは?
アート思考というのは一体何なのか?...
一言で言うと、「自分なり」の思考法です。
この思考法の良いところは差別化につながる点です。
自分なりの考えでいいんです。
よくもっと客観的に考えないといけないなんて言われますが、このアート思考に関しては主観が大事なんです。
このアート思考は発想方法として役立ちます。
アート思考のやり方
まず、ある事実があるとします。
その事実から(自分が)どう思うか?を考えます。
(自分が)という部分が大事です。
「他の人はどう思うかな」とか、「一般的には...」とかは一切考えない。
自分の本当の感想をしっかり自分の中から探ります。
そしてその抱いた感想に対して、なぜそう思うか?を考えましょう。
これを繰り返していくのがアート思考です。
なぜ、アート思考が大切なのか?
この世の中は正解のないことが多いですよね?
論理的に論理的にと言われますが、現実すべてが論理では片付かないんです。
だからこそアート思考が大事なってくるんです。
アート思考を実践していくと独自の発想が身につき論理では片付かないことにひとつの答えを見つけだすことができるようになってきます。
ぜひ、アート思考を実践してください。
まとめ
今回は、唯一無二のアイデアマンになるためにおすすめの思考法
- ラテラルシンキング
- アート思考
を紹介しました。
この思考法をマスターすればあなたも唯一無二のアイデアマンです!
ぜひ、日常的に実践してみてください。
では!また!
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