あなたは、「自分なんて生きる価値はない」と思ってはいませんか?
私自身そう思っていた時期がありました。
- 「俺なんて生きていたって何の役にも立たないし...」
- 「社会の底辺だし、この先生きていても辛いだけで何も希望が見いだせない」
- 「自分なんかクズだし、どうしようもないくだらない人生を送ってるし...」
- 「自分には生きてる意味なんかないよな...」
- 「死ねば楽になるかな...」
こんなことを日々思い本気で自殺を考えてしまうような状態に陥っていました。
しかし、そんな私が今もなお生きているのは自分以外にも数多く存在するクズのおかげだと思っています。
今回は、「自分は生きてる価値のないクズ」だと思っていた私がどうしようもないクズでも生きた方が良いと思うようになった理由をクズに救われた体験談としてお伝えしたいと思います。
私と同じように「自分なんて生きる価値なし」と思っている人は最後まで読んでみてください。
自分は生きる価値がないと感じていた時の私のステータス
まずは、生きる価値のない存在で自殺をした方が良いんじゃないかと考えていた当時の私のステータス(状態)をお伝えしたいと思います。
- 年齢…33歳
- 職業…底辺職の肉体労働者
- 月収…月18万円
- 学歴…高卒
- スキル…特になし
- 人脈…なし(なるべく人と関わりたくないと思ってしまう性格)
- 借金あり…借り入れ件数 4社 総額220万円
- その他…東京在住 一人暮らし 彼女なし 友達なし 親兄弟疎遠状態 パチンコ依存症歴10年 借金返済滞納中 家賃の支払い滞納中 携帯料金滞納中 電気・水道・ガス代滞納中
こんな状態なので、食費もほとんどないことが多かったですね。
3日間何も食べれなかったり、キリスト教の教会で食料を恵んでもらったこともあります。(相当惨めな気持ちになりました。物乞いですからね...笑)
おまけに若い頃(20代前半)から薄毛に悩まされていましたので、このころにはなかなかのハゲおやじになっています。
いかがですか?死にたくなる気持ちもわかってもらえますかね?
若ければまだ希望を持てたかもしれませんがやはり30歳を超えてこの状態というのは絶望するのには十分条件は揃ってますよね?
ここまでで私自身が生きる価値のないクズだと思うのも無理もない状態にあったということは認識してもらえたかと思います。
自分は生きる価値がないと思っていた私がクズに救われた体験談
ここからは、そんな[自分なんて生きる価値のないクズ]だと思っていた私が別のクズ達によって生きる気力を与えてもらった話をしていきたいと思います。
【どうしようもないクズだった】パチンコに溺れる日々...
当時の私はパチンコ依存症に陥っていました。
平日は仕事が終わるとパチンコ屋に向かい閉店時間までイライラしながらパチンコ台の前に座りパチンコ玉を弾き、休日は朝9時からパチンコ屋に出向き閉店時間の夜11時前までムカつきながらパチンコを打つ。
そんな生活を毎日繰り返していました。
パチンコを長い期間打った経験のある人ならわかると思いますが、なぜかめちゃめちゃ勝てる時期と、どうしても全く勝てない時期というのが不定期でやってきます。
この当時の私は、10年のパチンコ人生の中でも経験したことがないくらい長い間全く勝てない時期に突入していました。
勝てる時期もあるということを知っているだけに、負けても負けてもそろそろ勝てるだろうと考えて来る日も来る日もパチンコ屋に通いました。
【底辺からさらに沈む】支払い不能...そして督促の毎日
そうこうしているうちに、借金は膨れ上がり月々の返済もできない状態になり、家賃や公共料金の滞納も始まりました。
給料日には滞納している分を支払うので、翌日には残金は5万円くらいになってしまいます。
「このままではまた今月分の支払いができない...何とかしないと…」と考えてまたパチンコに行ってしまうんですね。
この当時の私はこの状態を脱するには「パチンコで勝つしかない」「それ以外に俺みたいな何も持たないヤツが金を得る手段はない」と考えていましたから強迫観念に駆られるようにパチンコ屋に向かっていました。
でも、こういう状態の時ってホントに勝てないんですよね...笑
ひどい時は給料日から3日で全財産が残り1000円という状態になったこともありました。
その間、家賃や公共料金の滞納分は遅れながらもなんとか支払っていましたが(支払えずに電気やガスが止められてしまうこともちょくちょくありました)、借金の返済は完全にできなくなっていて督促の電話や書類がガンガン来るようになっていました。
督促の電話は完全に出ないようにして無視していました。
怖くて出られなかったんです苦笑
貸金業者から送られてくる書類には一括請求しますという内容や、法的手段を取りますということが記載されていて毎日怯えながら暮らしていました。
この生活から抜け出したいと思いながらも、どうすることもできなかったので消費者金融からの督促は無視し続けました。
督促からの逃亡生活についてはこちら。(興味あればどうぞ)
→「借金滞納するとどうなる?」「解決策は?」という疑問に1年滞納した私が答えます。
【そしてどん底へ...】うつ状態、自殺を考える
このころにはうつ状態になっていました。
誰もいない部屋で1人で泣き叫んだり、河原に行き流れる川を眺めながらここに飛び込めば死ねるかな?と考えるようになっていまいした。
なんとかしてこの状態を乗り切ろうという気力は完全になくなってしまっていました。
「もう死にたい…」
「もう死ぬしかない…」
「どうやって死ぬのがいいのかな?」
「なるべく苦しまずに死ねる方法がないなかな…」
「自殺するのはやっぱり怖いな…誰か殺してくれないかな…」
そんなことを毎日考えていて、自殺の方法をネットで調べたりしていました。
どん底で見たクズの存在が...
督促に怯え、自殺を考えるもそれすらもできず罪悪感と劣等感を抱え、空腹に苦しみながらもなんとか生き延びていた私に勇気を与えてくれたのは私のほかにもいたクズの存在でした。
ある日、ふと自分と同じような状況の人っているのかな?と思い、ネットで調べてみました。
(たしか「借金 滞納」とか「借金 返せない」とかで検索したかな…)
するとある掲示板にたどり着きました。
そこには、堂々と借金を滞納していることを話している人がたくさんいました。
「ワイ借金150万滞納中…このまま逃げ切るつもり笑」
「○○の督促電話しつこくてうるさい」
「○○が裁判しかけてきやがった。。。無視するwww」
こんなことを平気で言っている人がゴロゴロいました。
正直一般的な人から見たら完全なクズですよね?
でも、その当時の私にはとてつもない勇敢な戦士にみえました。
自分の周りには自分のようなクズはいなかったので世の中には自分しかクズはいないと思い込んでいたんですよね。
この猛者たちの存在を知ってからものすごく気が楽になりましたし、借金なんかで自殺を考えていたことがバカらしくなってきました。
「この人たちみたいに開き直って生きよう」そう思えたんです。
こうして私は自殺を思いとどまりなんとか地獄の借金滞納生活から抜け出して今もこうして生きています。
以上が私がクズの存在に救われた体験談になります。
この掲示板で見かけたクズたちは別のところで違うクズ(私のことです)を救っているなんてことは知る由もないでしょう。
もちろん意図的に誰かを救ってやろうという気持ちなんかないと思います。
しかし、私はその人たちの存在に救われたんです!
だから存在そのものに価値があるということになりますよね?
少なくとも私はその人たちの存在に価値を感じますし、感謝しています。
よって人は誰でもどんなにクズだと思われるような人であろうとも生きているだけで価値があるということです!
ちなみに、私の督促からの逃亡生活は債務整理によってピリオドを打つことができました。
もしあなたが私と同じように借金の支払いに苦しんでいるのなら、早めに債務整理することを検討してみてください。
まとめ
この記事では、
「生きる価値のない人はいない!どんなクズであろうとも生きた方が良いと思う理由」
について体験談からお話してきましたがいかがだったでしょうか?
もしあなたが今現在自分には生きる価値がないと思ってしまっているなら、この記事を読んで考えを変えてもらえたらうれしいなと思います。
生きる価値がないと思ってしまう理由・悩みは人それぞれ違うと思います。
しかし、あなたがどんな人であれ、どんな人生を送り、どんなに社会的底辺に落ちぶれて、クズだといわれるような人間だとしても
このことは共通の事実です。
あなたには生きているだけで価値がある、存在そのものに価値がある
どうかこのことを頭に入れて欲しいと思います。
あなたもあなたが知らないところで誰かの助けになっていたり、誰かが必ず必要としています。
今現在自分がクズだとしか思えないような状態だとしても開き直って生きましょう!
生きていればいくらでも人生をやり直すことだってできますから...
私もあの時生き延びたおかげで今は小さい幸せを感じることが日々できるまでに回復しています。
どうか、あなたも生きてください...とりあえず生きてみてください。
あなたは生きているだけでいいんです!
なぜならあなたの存在そのものに価値があるから...
よかったらこちらの記事も読んでみてください。
→「もう生きるのしんどい...」苦しい状況を乗り越える3つの方法
少しでも助けになればと思います。
でわ!また!
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