- もう30才を超えてしまったけど、何もできなかった自分はもう終わりだ...
- 30代どころかもう40台に突入して自分なんかさらに何の価値もない...
- この年から何を始めても無理に決まっている...
こんな悲哀に満ちた思いを抱えているあなたに「そんな思い込みは捨てましょう!」ということを伝えたいということでこの記事を書きました。
「若くして成功者になれなければ人生の敗者だ」
そんな風に思っていませんか?
私もそう思っていました。
しかし、この考えは間違いなんです。
なぜなら30代、40代それよりも遅く自分の人生の目標を達成した人はいくらでもいるからです。
遅咲きで成功した人たちを例に挙げながら、若くして成功しなければ負けという思い込みを打ち崩していきます。
30代、40代になったくらいで年を取ってしまったと人生に絶望しているあなたは絶対に最後まで読んでください。
きっと人生を諦めるにはまだ全然早いということに気づくことになるでしょう。
20代が人生のピークだという思い込みを捨て去れ!
20代が人生の中で最も自分に価値があり光り輝く時代だと思っていませんか?
30台を過ぎると自分の価値は下がる一方でもう何もできなくなる。
そんな風に思い込んでいませんか?
なぜそんな思い込みに支配されてしまっているのか?
生まれながらのセレブや資本主義の商社たちがそう思わせようとしているからです。
世界の情報をコントロールしているのは超金持ちの資本家たちです。
そういう人たちは人を雇う・使う側ですから、あなたにそう思っていもらっていた方が労働力が確保できて都合がいいですからね。
「成功というものは、人生の後半でそうそう訪れるものではない」
というウソを信じるのはもうやめましょう。
「成功というものは人生の後半で訪れるべきものである」
これが真実です。
「20代が一番順風満帆な時代だと思うのは現代病とも言うべき不幸の元凶」
なんてことを言っている人もいます。
若いうちに成功しなければ終わりという思考に陥ってしまうのは危険だということです。
世の中には自らの才能を信じ、30代40代さらにもっとあとでも自分への約束を果たした者も数多くいるのです。
そんな人たちを紹介していきます。
40才を過ぎてから成功を勝ち取った人々
スキャットマン・ジョン
アメリカのミュージシャンです。
この人の歌手デビュー時の年齢はなんと52才。
さらに彼は吃音症という障害も持っていました。
しかし、その障害を逆手にとって独自のジャンルを確立。
全世界で600万枚を超えるセールスを記録。
数多くの賞も取っています。
ウォルト・ディズニー
言わずと知れた「ミッキーマウス」の生みの親ですね。
彼も成功の時期は遅かったです。
数々の倒産・失敗を繰り返しましたから。
ディズニーランドのオープン時には彼は53才でした。
ヘンリーフォード
フォードモーターカンパニーの創業者であるヘンリーフォードもまた遅咲きの成功者として有名です。
多くの中流の人々が購入できる自動車を開発・生産した「自動車の育ての親」とも言える人物です。
フォードが革命的な自動車、T型フォードを作ったのは45才の時です。
ジャン・アンリ・ファーブル
ファーブル昆虫記を書いたひとですね。
ファーブルは借金こそほとんどなかったものの40代に入るまで金銭的に裕福になることはありませんでした。
しかし、40才を過ぎたあたりから転機を迎えます。(幼少期から様々な分野の勉強を続けていた)
本の執筆に取り掛かり、努力が実り始めます。
教員をやっている時もずっと「いつか昆虫の本を書く」という目標を持ち続けていたんです。
ファーブル昆虫記の出版時はファーブルは55才。
レイ・クロック
マクドナルドをフランチャイズ化した人です。
61才の時にマクドナルドを買収。
クロックのもとでマクドナルドは世界規模に拡大し、世界で最も成功したファーストフードチェーンとなりました。
カーネル・サンダース
ケンタッキーフライドチキンの創業者です。
彼の遅咲きエピソードは有名ですね。
なんと65才でケンタッキーフライドチキンを起業します。
伊能忠敬
ここまで外国人ばかりでしたが、ここで日本人の登場です。
はじめて実測による日本地図を作ったとされる歴史の教科書にも載る人物ですね。
彼が全国測量を始めたのは55才の時で71才まで続けたそうです。
結局地図の完成を見ることなく73才でその生涯を終えましたが、70代で情熱を持ち続けるってすごいですよね。
やりたいことを始めるのに遅すぎることはないということがわかります。
ちなみに49才で隠居生活に入った時にはもうすでにかなりのお金持ちだったみたいです。
もともと商才があったんでしょうね。
と、ここまで40台を過ぎてから成功を勝ち取った人たちを紹介してきました。
まだまだ遅咲きの有名人はいます。
遅咲きの有名人
タモリ
日本人なら誰でも知っているタモさんことタモリさんこと森田一義さん。
タモリさんはの芸能界デビュー時の年齢は30才です。
7年間のサラリーマン生活、保険外交員、ボーリング場支配人
後に芸能界デビューに至りその後の長年にわたる活躍はご存じの通りです。
J,K,ローリング
ハリーポッターの作者です。
32才でハリーポッターがベストセラーになったので遅咲きと言えると思います。
英語教師していて20代後半から執筆活動を開始したそうです。
武井壮
この人も芸能活動を始めたのは30才。
TV出演39才です。
最近の遅咲き有名人ですね。
サミュエル・モールス
モールス電信機を発明した人です。
電報の送信にはじめて成功したのは53才。
46才まで画家だったそうです。
やなせたかし
アンパンマンの作者です。
アンパンマンがヒットしたのは69才の時ですから遅咲きもいいところですね。
彼は、制作会社でグラフィックデザイナー、記者、構成作家、舞台美術と色んな仕事しつつも自分の本職を漫画家と定義していました。
自分はこれだというのを確固たるものとしていたからこその晩年の成功なんでしょうね。
なぜ、遅咲きなのか?
なぜ、遅咲きなのか?
その大きな1つの理由は、蓄積された知識量が一定を超えるからだと言われています。
目標を持っていると、周囲の人の成功体験と自分の状況を比べて焦りを感じますよね?
焦ってしまうと諦めてしまおうかと考えたり、横着な行動に出てしまって計画が台無しになってしまします。
大器晩成でよいと自分に言い聞かせ、一歩一歩前に進む忍耐力を身につけましょう。
まとめ
今回は、
「若くして成功しなければ人生の敗者だ」
という思い込みを捨て去るために30代、40代を超えてから成功した人たちを紹介しました。
こういう遅咲きの人を見て分かるのは
遅く出てきた人はいきなりダメにならない、人生にムダなことなんて1つもない
ということです。
私も同じく20代で何も成すことができなかったヤツは終わりだと思っていました。
そして、自分なんかもう終わってるんだから早く人生も終わりにしたいなんて考えるようになっていました。
でも、この考えは間違った思い込みです。
害でしかない思い込みです。
全然終わりじゃないのです。
自分でいくら終わりだと悲観的になっても人生は終わらないんです。(自ら死を選ぶ決断ができるなら終わりますけど...それはなしでお願いします。)
30代、40代なんてまだまだいくらでも何でもできると希望を持って生きていきましょう。
でわ、また。
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