- やめたいのにパチンコがやめられない
- 生活が苦しいのにパチンコ屋にいってしまう
- パチンコに負けたことが悔しくてどうしても忘れられない
- 嫌なことがあるとパチンコに行ってしまう
- 絶えずパチンコのことを考えてしまう
こんな悩みを抱えるあなたはパチンコ依存症です。
すでに自覚があり、なんとかして抜け出したいと考えていることと思います。
でも、パチンコ依存症は1度陥ってしまうと抜け出すのが本当に難しい病気です。
何度も本当にやめようと心に誓い、でも次の日には何事もなかったかのようにパチンコ屋に向かう...そんなことを繰り返すうちに「なんて自分はダメな人間なんだ...」そう思うようになります。
辛く、苦しいですよね?
その気持ちわかります...
何を隠そう私も15年もの間パチンコ依存症に苦しんでいた人間の一人です。
しかし、現在はなんとかパチンコ依存症から抜け出し平穏な日々を過ごすことができています。
私自身長年パチンコ依存症に苦しめられた者として、そしてそこから抜け出すことができた者として今現在苦しんでいるあなたの手助けになればと思いこの記事を書いています。
この記事では、パチンコ依存症を克服するための方法を紹介していきます。
記事の後半では重度のパチンコ依存症だった私が克服するために行った実際に絶大な効果があった方法も紹介していますのでぜひ最後まで読んでみてください。
パチンコ依存症を克服するための方法
まずこちらでは、重度のパチンコ依存症だった私には効果の見られなかった方法ではありますが、あなたの状態がまだ軽度のものであれば効果が期待できるかもしれないと思う方法を紹介していきたいと思います。
パチンコ依存症になりやすい人の特徴を紹介!あなたも依存症予備軍かも...
あなたがこの記事で紹介したような人で「もしかしたら、依存症になっちゃうかも...」程度の状態なら効果が期待できると思います。
何もリスクを伴わない方法なので気軽に試してみることができますよ。
他に熱中できる趣味を見つける
パチンコ以外に熱中できる趣味を見つけるという方法です。
- ゲーム
- 映画・音楽鑑賞
- スポーツ観戦
- 釣り
- キャンプ
- 料理
- 旅行
- 習い事
- 食べ歩き
などなど、この世の中には趣味にできることが溢れています。
パチンコ依存症に陥っていてパチンコホールに通い詰めていると見えなくなってしまっているんですよね...
自分が興味を持てるものを探して実際にやってみましょう!
あるいは過去の自分が興味を持っていたものを思い出して再びチャレンジするのもいいと思います。
しかし、重度のパチンコ依存症だった私は何も興味を持つことはできませんでした。
パチンコ依存症が重症化すると本当にパチンコ以外のすべてのものへの興味を失ってしまうんです。
バイトをする
余っている時間をなくすためにバイトをするというものです。
確かに時間があればパチンコ屋に行ってしまう依存症の人にはお金にもなるし、パチンコにも行かずに済むしで一石二鳥かと思われます。
疲れてパチンコに行く気力がなくなるという効果もあるかと思います。
しかし、重症化してしまったパチンコ依存症者にはこれも効果はないんです。
私は週5日本業で働き残りの2日もバイトを入れるという生活を試しましたが仕事終わりに行ってしまうんです。
24時間仕事しているわけではないので行けてしまうんですよね...
どんなに疲れていても、閉店までに2時間もあれば行ってしまっていました。
レートを下げる
普段4円パチンコを打っている人は1円パチンコを打ちましょうということです。
これも試しましたが全くダメでしたね。
パチンコというゲーム自体が楽しいと感じているわけではないので刺激が足りずすぐに4円パチンコに戻ってしまいました。
パチンコのゲーム性が自体が好きでやめられないという人には少ない金額で打つことができるのでお金の減りを抑えることができるという部分ではいいんじゃないでしょうか?
現金を持たない
財布の中に必要最低限の現金以上は入れないようにすることでパチンコに行けないようにするという作戦です。
これも重度のパチンコ依存症者には効果なしです笑
今の時代至る所にATMはありますからすぐに現金を引き出せてしまいます。
私は財布の中に1000円しかなくても行ってしまいました。
(1000円溶かしてすぐにATMに向かうという...引き出すのに必要な手数料をどれだけ無駄にしたことか...)
自分でもほんとにバカだったな~と今考えれば思うのですが、ぱちんこ依存症の時はこんなバカなことを平気でしてしまうんですよね...
アプリでごまかす
今はパチンコのアプリもたくさんありますから、アプリでパチンコを打ちたいという欲を少しでも満たされるならと思い試してみました。
しかし私の場合はこれも全くダメでした。全然やる気になりませんでしたね。
やはり、お金が絡まないと興味が全くわかないんですよね。
脳内に刺激がないですし、むしろパチンコ屋に行きたい気持ちが強くなるという逆効果を生んでしまいました。
収支表をつける
収支表をつけることで自分がいくら負けているのかを正確に把握して、パチンコを打つのはバカバカしいことなんだということを自分にわからせることでパチンコに行く気を削いでいくという方法です。
これも私はダメでしたね。続かないんです...
負けが込んでくると負け額を見たくない気持ちになり、いつの間にか収支表をつけるのをやめてしまっていました。
月の支出を明確にする
レシートを取っておくなどして自分が何にいくら使っているのかを明確にすることで、月の収入の内どれぐらいをパチンコに使っているのかをきちんと認識してパチンコを打つのがばからしいと思えるようにしようというものです。
これをやると1ヵ月でいかにパチンコにしかお金を使っていないかがわかると思います。
パチンコ依存症になるとパチンコ以外のものに使うお金はおしいと思うようになるんですよね。
もちろん私はこの方法もダメでした。
めんどくさくなって続けられませんでした。
欲しいものリストを作成する
欲しいものを紙に書きだして物欲を刺激して、パチンコ欲を抑える方法です。
リストアップした欲しいもののために貯金をしようという発想に変わるかもしれません。
私の場合は欲しいものをリストアップしてもこれを手に入れるためにはパチンコに勝って稼ぐしかないという発想になってしまいましたが...
ギャンブル関係の友人・知人との交友を断つ
パチンコやそれに関連するギャンブルの情報を遮断するという意味ではこの方法は効果的かもしれません。
周りでパチンコの話をされると疼きますからね。
しかし、現実にはなかなか難しいかもしれませんね。
職場にギャンブルをする人は一定数必ずいますし、その人に一切近づないというのはなかなかできませんからね。
ギャンブル依存症治療を受ける
病院の精神科などギャンブル依存症の治療を行っている病院に頼るという方法です。
自力でパチンコ依存症を克服するのは相当大変ですから第三者の力を借りるというのはありかもしれません。
しかし、この方法を選択するとなかなかの費用が掛かります。
ギャンブル依存症の治療には3年かかり、大体50万円程度の費用が必要らしいです。
ちょっとハードル高いですよね?
効果のほども定かではないですからね...
お金に余裕のある人は試してみてもいいかもしれませんね。
(そもそもお金に余裕のある人はパチンコ依存症にはならないのかもしれませんが...)
ここまでが重度のパチンコ依存症だった私には効果はなかったもののまだ軽い状態であれば効果があるんじゃないかと思われるパチンコ依存症を克服するための方法になります。
これらの方法であなたが「パチンコ依存症を克服できた」となるのが望ましいのですが、私のようにこんな方法じゃ全く効果ないというほどまでに重い状態であるならばここから先を読み進めてください。
重度の依存症者の特徴はこちらの記事で確認してみてください。
→パチンコ依存症の特徴を紹介!パチンコをやめないとあなたもこうなります。
重度のパチンコ依存症対策
上記の方法を私自身はすべて試しましたが、パチンコ依存症を克服するには至りませんでした。
もしあなたが私のように重度のパチンコ依存症に陥っている状態であるならここからお伝えする方法を試していただけたらと思います。
*実際に自分には効果があったと確信している方法ですが、万人に効果があるかはわかりませんのであくまで参考までに...(リスクもあります。)
私はこの方法で長年苦しんだパチンコ依存症を克服することができました。
パチンコを勝つまでやめないと決める
パチンコを長年続けていると経験すると思うのですが、なぜかはわからないけど大勝ち続く時期ていうのが必ずありますよね。
もちろん基本的に負けるもんなんですけど、でも勝てる時期も訪れるんですよね。
その時に自分の中の変化に気づいたんです。
勝ってるときは負けてる時ほど強烈にパチンコに行きたい欲求が湧いてこないな…ということに。
(まぁ勝っても負けても行くのは行くんですけど比較的ということです)
昔はもちろん勝つために、勝ちたくて行っていたパチンコだったのにいつの間にか実は「スリルを味わいたい」思いやネガティブな感情をごまかすために行くようになっていたんです。
「やめられるとしたら勝っている時だな…」と思いついた私は月に30万円勝ったらやめようと決めました。
勝てる時期がいつ来るのかはわかりませんが、「どうせこのままじゃやめれないし」と開き直って勝てる時期が来るまで毎日パチンコ屋へ向かいました。
勝てる時期が来るまではほんとにボロボロにされて辛く苦しい時を過ごしましたが、それでも毎日パチンコ屋に通いました。
この時には心底やめたいと思うようになっていました。
それまでは中途半端だったせいで心のどこかで「まだ大丈夫」という思いがあったのかもしれませんが、このほんとにつらい時期を経ることによって心の底から「本当にヤバい!」「もうやめたい!」と思えるようになりました。
そして、通い続けているとやはり勝てる時期が訪れます。
本当にひと月で30万円勝ててしまいました。
もちろんそれまでにそれ以上に負けているのでトータルで見れば大幅にマイナスですが、目標を達成したことでやめるキッカケができました。
つづいて次の作戦に出ます。
環境を変える
パチンコ依存症を克服するには環境を変えることが効果的です。
環境を変えるために私が行ったのはこの2つです。
- 今住んでいるところから離れる
- 職場を変える
「引っ越し」と「退職」です。
両方ともリスクもあり、なかなかの覚悟が必要ですから簡単にはできませんよね?
しかし、私は本当にパチンコ依存症を克服したかったので実行しました。
それくらいしなければもう抜け出せないと思ったんです。
コツは両方同時にやることです。
どちらか片方だけだとおそらくまたパチンコ屋に舞い戻ることになるでしょう。
しかもより状況が悪くなって...
重度のパチンコ依存症者がそこから抜け出すにはこれくらいはしなければ不可能です。
信頼できる人にパチンコ依存症であることを告白する
重度のパチンコ依存症を克服するにはこれも環境を変えることと同じくらい重要なことです。
重度のパチンコ依存症に陥ってしまうと人にパチンコに行っていることを言えなくなります。
パチンコに行っていることが、また自分がパチンコ依存症であることを知られることが恥ずかしいと思うようになっていますからね。
しかし、勇気を出して告白しましょう。
本当に信頼できる人1人だけでいいんです。
自分がどんな状態であっても受け入れてくれると思える人に悩みを打ち明けましょう。
「もしかしたら受け入れてもらえないかもしれない」
「自分から離れてしまうかもしれない」
「幻滅されてしまうかもしれない」
そんな不安が頭をよぎるかもしれませんが、それでも言いましょう。
私も本当に話すときは相当な勇気が必要でしたが、洗いざらい打ち明けました。
すると話した相手は私を全く責めずに受け入れてくれました。
長年1人でずっと悩んできただけにこの時はほんとに大粒の涙を流しました。
パチンコ依存症というのは脳の病気というのは最近ではよく知られている事実だとはおもいますが、私はそれと同時に心の病気でもあると思っています。
その心の疾患に効くのがこの告白なんです。
私はこの方法でパチンコ依存症を克服することができました。
今では全くパチンコに行きたい気持ちは湧いてきませんし、依存症状態のときには考えられないほど心穏やかに過ごすことができています。
あなたがもし今どうしようもないくらいパチンコをやめられずに困っていて、本気でパチンコをやめたいと思っているならリスクを負ってでもこの方法をぜひ試していただけたらと思います。
まとめ
今回の記事では
- パチンコ依存症を克服する方法
- 実際に私がパチンコ依存症を克服するために行った方法
についてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
パチンコ依存症の辛さはおそらくなったことのある人にしかわかりません。
なので重度のパチンコ依存症だった私にはあなたの辛さがわかります。
どうかこの記事が以前の私と同じように苦しむあなたに役立つものとなってくれることを願います。
あなたが私と同じようにパチンコ依存症を克服し、穏やかで幸せを感じることができる生活を取り戻せるように祈ります。
よかったらこちらの記事も読んでみてください。
でわ!また!
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